miyamoto KAna
宮本果奈はニューヨークに在住するフルート奏者である。千葉県出身。2017年に本人がリーダーをつとめるフルートカルテットKANACEPTの ' Spring Doze'というアルバムを作成し、いくつかの音楽マガジンやラジオで掲載されている。
13歳の時にフルートを始めて以来、千葉県地区のソロコンテストで優秀な成績をおさめるなどし、15歳の時に文化庁海外留学制度派遣員として渡米。高校時代をアメリカで過ごし、卒業時には船橋きららホールにて宮本果奈卒業記念リサイタルを行う。帰国後は東京音楽大学へ入学。在学中はフルート奏者としてクラシックジャズに関わらず、オーケストラや室内楽での活動に加え、TVCMレコーディングや多くのパフォーマンスを行う。2010年には名古屋Radio-i 20周年記念のバンドとして演奏、また2011年には取手ジャズに出演。またピティナの学校クラスコンサートや児童施設でのボランティア演奏も多く行おり、2010年には絵本「みほといのはなぼうず」、2011年には「ぐるんぱのようちえん」のための音楽を作曲し児童施設で公演を行う。卒業後は、TADウィンドシンフォニーやThe United Brass Wind STEP, 熱田公紀率いるY-Mex.Orchestra等に所属。2014年にニューヨークに拠点を移し、The School of Jazz New School,(旧名:The New School for Jazz and Contemporary)へ学長奨学金を得て入学。在学中は、Steve Cardinas, Billy Harper, Richard Boukas, Marc Mommaas, Jamie Baum, Armen Donelianなどに師事しまた一緒に演奏も行っている。在学中は学校内外活動を行い、2015年夏にはHadson Jazz Workshopにて奨学生として参加。2016年に卒業。卒業後は、ニューヨーク内のライブハウスやレストランで演奏。またshapeshifter Lab 主催によるNeue Forum No.6、Nathan Kamalがヒッチコック映画''The Bird'に音楽制作をしたプロジェクトの録音や,Sammy Weissbergの楽曲の録音に参加。'2017年にはアーティストビザを取得し、活動を広げている。
フルート奏者宮本果奈のデビューアルバム‘スプリング•ドーズ’は美しく、何度も聞き返したくなるような音楽的な作品に仕上がっている。彼女とバンドは作品を通してとても知的なインタ ープレイを行っており、よく構成されている。上出来のデビュー品だね!
-スティーブ•カーディナス-(Steve Cardinas ジャズギターリスト)
彼女は素晴らしくゴージャスな音色と彼女特有のアプローチでクラシック、ジャズ、ロックの影 響を融合させいてる。
-ジェイミー•バウム(Jamie Baum ジャズフルート奏者)
Recordings
2017 Kanacept ''Spring Doze''
2014 太田みのり Album ’’小さな空’’
2013 高知尾純 'Album ''壮麗帝スレイマンⅠ世の栄光''
2012 Jeff Nicolson Album ''Dagashiya'